活動報告
- 活動報告
- 輝き★こども食堂イエローズサン企画書
輝き★こども食堂イエローズサン企画書
輝き★こども食堂イエローズサン企画書
(目的)
食育を通じ世代間コミュニケーションを図ることで、地域社会の共存性を高め子供達に未来を託す取り組みとして開催。
(開催日時)
毎月第2日曜日 11時00分~14時00分
4月8日第1回目開催(年間スケジュール予定済み)
(開催場所)
よどまちステーション
大阪市東淀川区豊新4-26-3
http://www.machi-care.jp/service/cafe/←クリック
(子供の食の現状)
近年の子供の食にめぐっては、発育・発達の重要な時期にありながら、栄養素摂取の偏り、朝食の欠食、小児期における肥満の増加、思春期におけるやせの増加など、問題は多様化、深刻化し、生涯にわたる健康への影響が懸念されています。
また、親の世代においても食事づくりに関する必要な知識や技術を十分有していないとの報告がみられており、親子間のコミュニケーションの場となる食卓において家族そろって食事をする機会も減少している状況にあります。
これらの問題に対応する為に、食を通じて親子や家族との関わり持ち、仲間や地域との関わりを深め、子どもの健やかな心と身体の発達を促すことを狙いとして、家庭や社会の中で、子ども一人ひとりの”食べる力”を豊かに育むための支援づくりを進める必要があるのではないかと思います。
(子供のコミュニケーションの現状)
地域コミュニティの崩壊に伴い、子どもたちが多様な大人と接する機会が減っているのは実感として感じています。それ以前に我々大人たちが、近所づきあいなどリアルなコミュニケーションのわずらわしさから逃げているようにも感じています。
「子どもにとってコミュニケーション能力は親の言動そのものであります。親が他人とどうやって接しているかを見て真似をして、身についていく」。しかし、子供達の言葉尻をつかまえて「コミュニケーション力が低下している」と目くじらを立てているのが大人達の先入観であります。
まずは子供達の生み出す新しい文化を認め、その上で、今の子供達に欠けている人と人のリアルな関わりや、リアルな体験をいかに与えていくかが我々の課題であり未来の日本経済を支える根源となるのではないかと思います。
そして子供達が自分で考え行動できるように、如何に大人達が導いていくかが今後すべき課題ではないかと思います。
(時代背景)
子ども食堂の活動が活発化したのは2010年代頃から子どもの居場所や食事の支援への取り組みはそれ以前にも重点に開催されていました。
孤食や欠食の子供達と共に料理をして食べたり、孤食解消のために食事の場を提供する事が当初の試みであります。しかし、食事以外にも、宿題の時間、自炊の力をつける為に子供達も調理に参加するなどの活動、地域住民との交流の場を組合せていることもあったようです。
また、遊び場として提供されていることもあり、大人たちが遊びを提供しなくても、子どもたちが自然に遊び始めるところもありコミュニケーションを重点に開催されていいます。
(課題)
上記のような状況をいかに改善していくかを考えた結果として子供食堂を通じて子供達の食育及び孤食改善、子供達のコミュニケーション能力の啓発、世代間のコミュニケーションによる地域共存に貢献できる世代間の取り組みを行っていかなければならないと考えています。
(問題点)
現状、子ども食堂はメディアにも取り上げられて全国的にも認知されている状況でありますが、開催にあたり参加者が、「困窮者が集まる場所」「貧困の子供がくる場所」と難色を示す場合があるようです。
どんな子供でも楽しむことのできる場所だと説明を繰り返した末に開催に至っています。貧困対策というイメージから抵抗を持たれる場合もあり、この問題点、イメージが大きな推進力の低下を招いています。
「誰でも利用できる場所」としている子ども食堂には、「貧困や孤食など、本当に支援を必要とする子どもにどうすれば来てもらえるか」が問題でもありますが、今後の社会を担う子供達に必要な問題としてはコミュニケーション力を付け社会に適応できる人格形成を作り上げていかなければならないと思います。
(解決策)
ではどのようにして解決を図るかが大きな課題となります。解決策としてはとにかく子供達との関わり方を一番に考える必要があると思います。
現状、地域間でのお年寄りから若い世代とのコミュニケーションがほとんど無く、近隣でありながらも他人同士の距離感、無関心、閉塞感など同じ地域でお隣さんがいるにも関わらず、名前も顔も知らない住居スタイルが今に繋がる社会問題となっています。
孤独死や未婚や晩婚化なども根本原因(地域コミュニケーション不足)に起因しているのではないかと思います。
そこで現代における社会問題でマスコミや雑誌などに取り上げられ全国的に浸透している子供食堂を開催して、新しい社会構図の見直しを図るきっかけとなるよう推進すれば、地域のコミュニティーセンターの役割を担う社会構図が自然と出来上がるのではないかと考えています。
地域社会の見直し、同時に子供の食育や孤食化なども一掃した新しい地域社会の共存性を高めていけるのではないかと思います。
各市区町村ごとに開催して子供達を中心にした取り組みから導き出せる社会構図を作り上げていく方法として、アナログ的な情報ネットワークの構築、古き良き時代(昭和時代)にあった近隣間の仲間意識や地域間の繋がりを強めていくものとして必要な取り組みであると思います。
(具体的方法)
従来型の子供食堂の定義的なもとして解釈してしまう事は避けて頂きたいと思います。
また子供食堂の一般的なイメージとして捉えてしまう事も大きな問題であると思います。
当団体が掲げる子供食堂の理念は世代間のコミュニケーションや地域社会が一体となって行く為にはどのような方法で社会問題を一掃するかが大きな課題であります。
その社会問題から引きおこる子供達への問題として孤食化や孤立化が進んでしまっている状況です。共働きや片親など生活環境から現代のライフスタイルがこの様な社会問題を引き起こしてしまっています。まずはこの様な状況に強いられた環境の子供達を開催に参加頂くことを前提に考えております。
また、それ以上に誰もが参加でき笑顔になれる場所を作る事が一番の解決策ではないかと思います。単にボランティアの方々が調理をして子供達に安く提供するというものではなく、ボランティアの方々と一緒にご飯を食べて、一緒に美味しいと言い合える仲間を作る事が必要であるかと思います。
他人と一緒にご飯を食べるという行為は今の生活環境には到底皆無に等しいのではないかと思います。
共に笑い一緒に居られる場所を作る事で地域のアナログ的なコミュニティーの発生が必要かと考えております。
既に、企画段階で定期的な開催(月1度第2日曜日11時~14時)を掲げており広告掲載などには告知もしております。
時間は3時間内で収め進行状況、タイムテーブルに沿って執り行う方針であります。
開催参加条件なども他の既存の子供食堂の実績や私が経験した子供食堂の体験を基に最終的な段取りを組ませて頂きました。
開催参加条件につきましては基本幼児から中学生までの参加費は無料、高校生から大人までは200円徴収させて頂きます。但し、参加費免除条件としましては当団体のボランティアスタッフとして子供達へのアプローチを行って頂きましたら参加費は免除となります。
開催に関して取り巻くボランティアの参加については上記で記載致しました高校生以上から当団体のボランティアスタッフとしてご参加頂きたいと思っております。老若男女関係なくだれもが気軽に参加できるボランティアとして受付しております。
「急にボランティアがしたくなった」「人の為にすぐに役立ちたい」「こどもが好きだから参加したい」どのような理由でも構いません。子供達や我々大人たちが一緒にいる場所こそ今必要なことであります。また、調理ボランティアも必要となります。
ご年配の方々には特にご協力頂きたいと思っております。役割分担的な特徴としては若い世代の方々には子供達へのコミュニケーションアプローチ、そして40歳以上~ご年配の方は調理を中心に従事していただければと思います。
特に調理に関しましては経験が必要かと思われますので調理の知識や技術など特性を考慮したボランティアの作業配置を考えております。
(開催場所と調理場所の確保その他安全措置)
開催にあたり場所や時間、スムーズな開催進行を行うにはどのようにすれば良いかを考えております。当団体の強みとして他の子供食堂と大きく違う環境としましては調理設備が整っているという事であります。
当団体の主催者でもある小南賢祐が運営しております飲食店舗「和風食房わごころや」の活用で調理を行える大きなデメリットの解消を図ることが可能であります。
開催場所につきましては大阪市東淀川区豊新4-26-3「よどまちステーション」の多目的広場を利用する予定としております。
よどまちステーションの4軒隣に当団体の運営する店舗「和風食房わごころや」がありますので調理を行い、よどまちステーションに持ち込んで配膳する流れと致します。
今後、多方面に渡り地域で開催して行く予定ですが、大阪上新庄エリアでの運営実績が出来れば、全国から参画団体を募り開催エリアを拡大して参りたいと思っております。
設備安全面につきましては調理設備など専門的なものは整っておりほぼ問題無い状況であるかと思います。衛生面的にも食品衛生資格者もおりますので徹底した衛生に準ずるものであるかと思います。
また、食中毒などの細菌など発生が無いよう調理時間や調理方法にも短時間で即提供できるものをメニューリストとして考案してまいりたいと思います。
子供への安全配慮として食事を提供する際に、陶器などの食器類を使用せずメラニン製の食器を使用予定であります。怪我もないように配慮していく予定であります。
開催前にも店内のアルコール消毒などテーブル、椅子、トイレ、壁など除菌を徹底して衛生的な環境を整えていく予定です。
保険関係としましては開催時には必ずイベント専用保険を適用加入する予定としております。怪我や事故、食中毒などに適応した保険加入を検討しております。
(広報について)
現在、当団体で行っております広報としましては公式ホームページ、インスタグラム、Twitter、ameblo、Facebook、上新庄ネット、ゴウガイチケット上新庄版に掲載予定及び、掲載中であります。
また、折り込みチラシ、手渡しチラシも作成しております。その他、他の子供食堂にボランティア参加を行い主催者との情報交換なども行っております。その他、知り合いなどにも手渡しで参加を促しております。
(記載内容で開催場所が異なります)
近隣の小学校、区役所などにもチラシの配布を行うことも致しております。
特に開催第1回目につきましては大々的な広報を検討しており、有料掲載である「ゴーガイチケット」を活用して大きく輝き★こども食堂を告知していくことを考えております。
大阪上新庄エリアではゴーガイチケット枚数6万枚配布で東淀川区のマンションや集合住宅などに配布される予定です。
今後もTwitterやインスタグラムなどの更新を行ってまいります。
(食材について)
この度、大阪堺市にありますフードバンク大阪にて新規の食材提供を受け契約を締結いたしました。NPO団体として活動をしており多くのこども食堂への無償食材の提供を行っております。
http://foodbank-osaka.jp/←クリック
フードバンクとは、「食料銀行」を意味する社会福祉活動で、食品関連企業や量販店、農家、個人などから賞味期限内でまだ食べられるのに商品として流通できなくなった食品の寄贈を無償で受け、食べ物に困っている人や施設などに無償で配布する活動との事で食材の廃棄をいかに抑止するかを考えたエコ的な役割を担っている団体であります。
また、今後は地域の方々からの食材支援を受けていきたいと考えております。地元農家やその他廃棄予定の家庭食材など受け付けていき、再利用していきたいと思います。
(開催の流れ)
タイムテーブルを用いた流れを作り、起承転結の開催内容に仕上げていきたいと思っております。
まずは子供達に提供する食事内容でありますが、開催時間を11時からとしておりますので朝の9時より準備に取り掛かりたいと思っております。もしくは前日に食材を仕込んで冷蔵庫に保管しておき、再加熱をして提供する選択肢として考えております。
参加者がどのくらいの規模に成るかは予測不可でありますが他の開催実績のヒアリングを基にした結果として50~100食分を事前に用意したいと思います。参加予測が不可能ですので提供する料理は多めに作りたいと思っています。
調理段取りが完了して子供達を迎えるにあたり、ボランティアスタッフは事前に打ち合わせをして開催の流れを説明いたします。
ボランティアスタッフには名札を付けて頂き子供達に顔と名前を憶えて頂くように致します。できるだけ笑顔で子供達を迎えるようにメンタルチェックは自身で調整下さい。
開催時間受付として11時より開始致します。そして受付終了時間を11時30分までとして開催の挨拶に移ります。
受付した子供達には全員にお渡しいたしますオリジナルバッチの着用をお願い致します。当団体の専用バッチを着用して頂き受付を済ませたかを判断する目的及び、参加者の安全などを考慮した義務付けとしております。
11時30分開始挨拶から各こども達への開催メッセージを当団体者側から挨拶があります。そして参加者の子供達の挨拶などもして頂き会場をお食事前のデモンストレーションとして盛り上げていきたいと思います。
12時00分からお食事を開始。お食事にはメンイ、サラダ、デザート、ジュース(仮予定)としております。配膳方法はカウンターを利用して子供自身でお料理を受け取りにいく流れ作業での配膳方法として考えております。
13時から食器を片付けていきます。片付けに関してはマッシュルームプライムの洗浄機が利用出来るので作業的な効率も見込めます。
13時00分からは、レクリエーション活動を行う予定としております。みんなで楽しめる学びや遊びを通じたコミュニケーションを図る一環として取り入れた次第であります。
例としましては、特技披露、手話、折り紙、ビンゴゲーム、ものまね、紙芝居、演劇、喜劇、漫才、教育、プレゼンなど多岐に渡り多くの学びや興味を促す場として提供して参りたいと思います。
13時45分からは最後の挨拶として次回に繋がるような説明を子供達に参加を促していきたいと思います。また、最後に皆で記念撮影をして最後に握手もしくはハグなど愛情表現をして解散したいと思います。
(参加ボランティアについて)
今後この活動を推進していく上で重要な役割としましてはボランティアスタッフの存在であります。広報や企画が上手くいっても実際運営を執り行う側の意思疎通や士気に繋がらなければこの運営を先細りになってしまう可能性もあります。
参加ボランティアの皆さんで作り上げていくものでありますから皆さんの意見や改善案を持ち寄ることで次回の開催の向上に繋がるものであると思います。もしご参加されたいボランティアの方々には是非、月1のミーティングを開催参加頂きたいと思います。
もしくはインターネットを使ったミーティングも良いかもしれませんが、やはり皆さんで作り上げるものである場合に必要なミーティングや定例会など必要であるかと思います。
定例会を開催する内容としましては月1度第3土曜日のお昼11時~13時までの2時間を予定しており可能な時間で結構ですが、参加可能な方は調理から、試食のみでも構わないのでお時間を頂戴できたらと思っております。また、昼食を交えながら意見交換の場を設けたいと思っております。定例会の予定時間内の調整が難しい方であっても許す限りお時間を頂ければと思っております。
昼食には次回の開催で提供する料理を試作、試食しても良いかと思います。何らかの施策改善案も試食によっては可能であり味付けなどの改善も図ることが可能かと思われます。
定例会後の議事録的な書面作成を行い過去の経緯など目的や改善措置の議題を残してまいりたいと思います。
そして今後もボランティア参加の呼びかけを積極的に行う事で開催内容の改善強化にも繋がるのではないかと考えております。
(メニュー考案提供内容について)
メニュー構成については基本食材を調達した材料で構成してまいりたいと思います。当団体の収入資源は0で御座いますのでフードバンク大阪から無償で供給して頂くしか手段は御座いません。従って今回、締結いたしましたフードバンク大阪からの食材提供がメインとなります。
参加人数が増大になった場合に供給できる範囲の食材調達が可能かが今後の当団体の課題であります。
メニューにつきましてもできる限り簡略的にできるメニュー(例、カレー、ハヤシライス)などの大皿盛りでたくさん食べられるメニューを考案していきたいと思います。
技術的な問題もありますので出来れば調理時間を1時間以内で済ませられるような簡単で子供達が好む料理を検討しております。
完全手作り1からの作業は多くのボランティア参加者を要します。人員的な問題や技術的な問題をクリアにする為にはある程度の作業簡略化を予測したメニュー構成を進めて参りたいと思います。
(レクリエーション活動)
子供食堂を開催するにあたり非常に大切な時間として当団体は考えております。当団体が掲げる世代間コミュニケーションから将来の地域社会や経済を担う子供達へのメッセージとして我々大人たちが推し進めていく必要があります。
まずは世代間を如何につないでいくかを考えて素直に育て、成長できる環境を提供する事が真の幸せに繋がるものであると思います。
レクリエーション活動としては共に共感できる空間で一体化した相互関係を構築させる取り組みが必要であります。
単純なものでも良いので子供達が笑顔になれるものを披露すべきであると思います。
レクリエーション活動で望む事は「もう一人じゃない」がテーマであります。孤立した現代社会から今必要な取り組みが顕著として表れております。
そのテーマを克服する為にも色々なレクリエーション活動を当団体がこの子供食堂を通じて積極的に与えて行くことが必要であるかと思います。
そして当団体がオリジナルで作成しましたバッチは子供達への心の支えにもなってもらいたいと言うメッセージから作りました。
このバッチを100人が付ければ100人の仲間、1000人付ければ1000人の仲間。悲しい時や苦しい時があればバッチの存在を忘れず一緒に立ち上がっていけたらとの願いが込められています。
(開催後の報告について)
開催後は必ず開催内容を公開(Facebook、その他SNSにて)させて頂きます。
また、今後も多くの方々にご参加頂きたい為にも日々の更新作業やPR活動を進めて参りたいと思います。
また協賛、支援を賜った企業や個人の方には必ずご報告させて頂きたいと思います。
(継続にあたり)
初回H30年4月8日日曜日ではどのような状況で子供食堂が開催されるか予測不可能な状況でありますが、当初当団体がこの取り組みを立ち上げたきっかけは子供達の育つ生活環境には全て社会に必ずもたらす結果があるという事です。
子供は親の背中を見て育ちますがその結果が今の社会状況を生んでいると言う事になります。我々が撒いた種がこの様な経済状況を生み今後の日本の将来が危ういと感じてなりません。
一人でも多くの方々に子供食堂の存在意義を理解頂き永続的な運営を行っていきたいと思います。
(最終目的)
最後に当団体が目的とする到達地点は子供達が笑顔になれる=我々の未来が明るくなるです。一人でも子供達が積極的に育っていけるよう全国的に広げていきたいと思っております。
公式サイトでも公表しておりますように同じ想いで取り組んで頂ける有志を待っております。
個人から団体の方々まで幅広くこの輝き★こども食堂イエローズサンに賛同頂ける仲間を募っております。そして子供達に私は未来を託したいと思っております。
平成30年 3月 11日
輝き★こども食堂 イエローズサン
代表 小南 賢祐